天下無敵な推し様に愛を

気づいたらそこは沼だった。

2018年を振り返る【観劇編】

こんばんは、お久しぶりです、ももちゃんこです。

 

気づけばもう年の瀬ですね。この一年何してたんだろうと思いましたが、推しさんを追っかけてたなあって感じですね。安定。

 

今回は、一年の総決算的な気持ちも込めて、振り返りです。しかしだいぶ記憶があやふや……。

 

 

❁︎ ピカレスク◆セブン

家光とマクベスが戦うシーンは、まだ見ぬ薄ミュ 永倉新八篇のようで(演出込みで)、オタクは静かに死にました。宮崎さんの、周りも全部巻き込んで明るいものを届けてくれる、太陽のような姿がとても素敵でした。

マクベスジャック・ザ・リッパーの大人な恋愛模様も見ていてドキドキしました。佃井さんのジャックちゃんが色っぽくて最高だったぜへへへ。

あと個人的にピピちゃんが好きでした。悪人達が集まるあの舞台の中での私の癒し枠でした。

 

 

❁︎ 極上文學 風の又三郎/よだかの星

又三郎は原作未読で観劇。よだかは過去に読んでたので、これをやるのかぁって感じでした。大の大人が元気に小学生をやっているのを微笑ましく見ていました。10年くらい前に好きだったキャラの声優さんや俳優さんも出演されていて、お元気そうな姿にとても嬉しく思いました。あどけない少年の姿をした又三郎の、ふとした瞬間に出るミステリアスな雰囲気が素敵でした。よだかはボロボロになりながらも、どこまでも飛び続けるさまや声が、悲痛さを物語っていて、見ているこちらにまでその辛さが伝染してきました。めちゃめちゃに好きです。

帰ってから勢いで『風の又三郎』を読みはじめましたが、途中で挫折しました。

 

 

❁︎大阪ドンキホーテ Patch.ver

春休みだったので思いつきだけで弾丸してました。チケット代が安くてつい……。

全キャラクター可愛かったです。その中でもやっぱり主人公であるピカイチが抜きん出て可愛くて応援したくなりました。田中くんのピカイチは本当に少年のようで、あどけなくて可愛かったです。さすが最年少。三好くんのピカイチはあの天使だったピカイチがこうなるんだなぁ、月日とは恐ろしい、なんて思ってしまうほどに大人な雰囲気を持っていました。

お母さんと幼少期ピカイチの話で涙を流したり、ブッチャーがあれこれやるシーンでは笑ったり関心したり、本当にこんな安くていいのかって何度も思ってしまうくらい良かったです。あ、あとファッションリーダーの三好くんがやばかったです笑

 

 

❁︎ ミュージカル薄桜鬼 志譚 土方篇

一幕の初めの方で歌われた『志譚 水鏡』がドンピシャ好みでした。それに一幕で駒鳥のように可愛らしく歌う千鶴ちゃんが、劇中で徐々に凛とした強い女性へと成長していくんですよ。 すごく良かった……千鶴ちゃん可愛い……。あと山﨑さんの沖田さんを見て、この沖田さんのPAINT IT BLOODが聴きたい! って思った直後にほんとに歌われて泣きました。好きです。

余談ではありますが、推しさんの定点カメラをしていたら、2つ隣の席の方も同じような動きをしていた(らしいです)。私とその方との間に挟まれていた私の友人曰く「オペラグラスを使うタイミングが全く同じ」とのこと。私自身は全く気付いてなくて、その話を聞いてびっくりしました。

 

 

❁︎ MAPS

1月ぶりの社中さんでした。

「これは3つの地図の物語 あるいは嘘の物語 あるいは感情の物語 ……」という冒頭シーンで、感情? なんでぞ? と思っていたのですが、しっかりラストで回収してくれて、やっとこさこの言葉がストンと腑に落ちました。

アシスタント役の柏木さんが可愛らしくて、腹に一物抱えてる感じがとても素敵でした。私は不知火や次男をやってる柏木さんしか存じていなかったので、こういった愛らしい感じの役(他がそうではないという意味ではなく、愛嬌全面なキャラクターって意味です)もされるんだぁと思って見ていました。

漫画家、海賊、井伊直弼の3人の人物を主人公に据え置き、同じ舞台上で代わる代わる映し出される世界とそれに伴って変化するテトリスのような大道具が凄く好みでした。船もバイクも椅子も山もそれで作ってしまうという発想に、ただただ凄いなぁと感心してしまいました。会場都合上、キャストさんが飛び降りたときの振動が客席まで伝わってきたのも面白かったです。

 

 

❁︎ 七つの大罪 The STAGE

毛利作品大好き!! 夏はほぼこれに捧げました。原作も好きで、推しさんも出てて、尚且つ脚本が毛利さんとかもう私得でしかない。

ただ、多ステしすぎたなぁとは思いました。後半の観劇意欲がかなりだれたものになってしまったので勿体ないなと。来年はその辺もうちょっと考えたいです。

舞台自体は、映像と舞台の融合が良く成されていて面白かったです。ディアンヌちゃんが可愛かった。映像で大きくなっても演じているのは当たり前だけど生身の人間で、尚且つ舞台上に立ってはいるので、わりとそっちのディアンヌちゃんを後半は見ていたように思います。

バンは原作から好きなキャラクターでしたので、登場しただけで息を飲んでしまいました。肉体美をこれでもかと見せつけられ、ずっと本物のバンがいる……本物だ……と心の中で静かに手を合わせました。フライヤーでのビジュアルの時点で期待大だったので、有澤さんにはただただ感謝の気持ちしかありません。細かったです。好きです。溢れる色気にやられ、個ブロランブロ缶バッジ色紙と一式集めてしまいました。

バンと対峙するジェリコも、原作から好きだったのですが、舞台を見て更に好きになりました。小玉さんのジェリコが可愛いの。もう好き。愛してる。強くてかっこいい男勝りなジェリコを全身で表現していて、舞台上では凄くかっこよかったんですよ! そんな小玉さんが、Twitterでは、はねゆりさんや他の共演者さんとふわふわした可愛らしい笑顔でお写真撮ってるのがもう可愛くて可愛くて!! 聖騎士勢仲良しだな!! みたいな感じで見てました。あとカテコで挨拶された時も、ジェリコのときの凛とした声が来ると思いきや、とても柔らかくて可愛らしい鈴の音のような声でお話されていて心を奪われました。

推しさんは運動神経の良さを大いに発揮できる役でしたし、あっちこっち走り回ったり飛んだりとても忙しかったですね。ホークちゃんとじゃれ合う姿も可愛らしくて、喋ってるキャラそっちのけでそこばかり見てしまいました。仕方ないの、私は推しさんの定点カメラなのだから。戦闘シーンも多く、どこかの回では剣を客席へ落としてしまい、すかさず降りてそのまま飛び戻り戦ってました。起点の良さにも運動神経の良さにも驚きを隠せませんでした。あとカテコで挨拶するのが上手になっていました。半年くらい前までは、大丈夫かな? って思ってしまうような(実際、友達にも推しさん大丈夫? と言われてしまった)挨拶をしていた彼が、しっかりとした挨拶をしている姿に思わず泣きそうになるという。凄く大きな成長の一歩を見届けた気分になりました。

来夏……再来夏あたりに続編やってほしい作品でした。というか、終わり方的に続編やると思います。いつになるのかな……?

 

 

❁︎ DIVE The STAGE!!

舞台はよかった!!!!!!!

過去記事で散々書いたので短めに。

下にマットが敷いてあるとはいえ、飛び込んでる姿は心臓がきゅってなりましたね。推しさんをはじめ、キャストの皆さん誰も怪我しなくてよかったです。

 

 

❁︎ ボクのシューカツ。

劇団Patchの本公演でした。数日前に瀬戸康史さんと岸井ゆきのさんが観劇されていたらしく、近くの席の方が「瀬戸くん多ステしてくれないかな〜」みたいなことを話してました。瀬戸さん、多ステしても良かったんですよ。と私からも届かない想いをここで書いときます。

タイトルから見ても就活と終活が超メインだと思っていましたが、ゴリゴリに前面に出てるという印象は受けませんでした。コメディ要素も入ってて重たすぎず、でも締めるところはしっかり締めてきて、思わず泣いてしまうところもありました。藤戸くんの『ラクガキ。』が泣かせにきてる。というか泣いた。良い雰囲気で泣いてしまっているところに、実は……と言って落として笑わせにくる物語に、やられたと思いました。

曲は本当に良かったので、iTunesで買ってたまに聴いてます。疲れた時に癒される用です。藤戸くんの声は聴いてて心地よいので良かったらどうぞ。

https://twitter.com/yuhi_patch/status/1057560187093966848?s=21

推しさんはなんだかもっさりしてました。いろんなところに隠れたり出たり隠れたり大変だなぁと思いつつ、彼の境遇というか、過去について語られたあたりでは泣いてしまいました。涙腺が最弱ですね。彼のこれからが良きものであることを願って止みません。

葵くんの現状もかなりしんどいものがありました。この不毛な恋をいつまで続けるのか。悩み続ける彼の気持ちは分からなくもないし、でも続けてほしくなくて、石橋くんがかけた言葉が痛いくらい胸に刺さりました。彼も今後の人生で幸せになってほしいです。

奥菜くんはみんなのばぶなので可愛かったです。隠れ方が可愛かったです。天使。

 

 

❁︎ 劇団四季 ノートルダムの鐘

天下の四季様でした。

両親に誘われたのでのこのこ着いていきました。ノートルダムの鐘はディズニーアニメを昔に見たきりで、塔の上に鐘を突く嫌われ者が住んでる。くらいの知識で見ました。ごめんなさい。

なんていうか、凄かったです。圧が。

凄く! 声が!! 届く!!!

これが劇団四季と言わんばかりの力強さに圧倒されました。主人公カジモドの通常の声は陰キャグーフィーってイメージだったのですが、歌になると凄く爽やかで透き通った声を出されるんですよ。何これすごい。四季ってすごい。

一幕を終えると隣にいた母が「人はこうやって沼に落ちていくのね」と呟いていました。沼の匂いを察知したんですかね。でも多くの方がハマるだけの威力はあるんですよ、さすが劇団四季

すこぶる体調が悪い日に観劇したので、正直リベンジしたいです。5月くらいまでやってるのでいつか、気が向けば……。

 

 

 

2018年の観劇はこれで終わりです。

数としてはそんなに多くないかな? と思いますが、どうなんでしょうね。どの舞台も面白くて、外れたなぁとかはなかったかな。そもそも外れるほど見てないのかな? 

そんな感じです(?)

次の記事では、イベント関係を振り返ろうかなと思っています。思っているうちに年を越してしまわないように気をつけなきゃ。

 

それではまた。

ももちゃんこでした。